犬にキャベツ!安全な量と栄養素を知ろう!
犬がキャベツを食べても大丈夫なのでしょうか?
家庭で料理をするとき、余ってしまったキャベツを捨てるのが勿体なく、「犬に与えられたら!」と思う人も多いはずです。
そこで今回は犬にキャベツを与えることの利点や注意点を紹介していきたいと思います!
目次
犬に、キャベツを食べても大丈夫?
犬は、キャベツを食べても大丈夫です。
もともとキャベツが好きな犬は多いのですが、歯ごたえやほんのりした甘味が犬に好まれる理由かもしれません。
基本的には総合栄養食品などの栄養バランスが取れたドックフードを与えて、おやつで与えるようにするのが良いでしょう!
犬が食べてもいいキャベツの量はどれぐらい?
キャベツは、犬にとって食べやすい野菜で低カロリーでヘルシーな食べ物です。
しかし、キャベツは食物繊維が豊富であるため、ワンちゃんに与えすぎてしまうと嘔吐や下痢、ガス溜まりなど消化器症状を引き起こす危険性があるため、与えすぎには注意しましょう!
具体的には、体格に合わせた量を摂取することができ、中型犬(10kg)の場合は、1日10g程度、葉の枚数でいえば1日1/2枚を目安にしましょう!
キャベツの栄養素は?キャベツで犬の健康を維持しよう!
キャベツは犬の健康を維持するために欠かせない栄養素を提供してくれる食材です。
キャベツには、カリウム、カルシウム、鉄分などのミネラル、ビタミンU、C、K、キャベジンなどのビタミン、食物繊維を含んでいます。
キャベツに含まれる栄養素の中で特に体に役立つものを3つ紹介したいと思います!
栄養素1.ビタミンK
ビタミンKは骨の形成と血液凝固に欠かせないビタミンです。
切り傷の出血を止める働きがあることに加えて、カルシウムが骨に沈着するのを促進する働きもあるため、骨折した犬に与えるのが良いとされています。
栄養素2.キャベジン
キャベジンは、キャベツから発見されたビタミンの一種です。
過剰な胃酸分泌の抑制、胃腸の粘膜を保護する作用があり、近年ではがん予防にも効果があるとされています。
栄養素3.水溶性食物繊維
キャベツに多く含まれる不溶性食物繊維は、便が通過するのを促すための筋肉収縮である運動や有害物質の排出を促す働きを持つため、便のかさを増やして便器解消に効果的といわれています。
また、腸内環境を整える働きもあるので、便秘気味な犬に与えるのが良いでしょう!
犬にキャベツを与えるときの注意点は?
キャベツは、犬の体に良い働きをする成分を豊富に含んでいる一方で、与える場合にはいくつかの注意点があります。
犬がキャベツを楽しんで食べれるように、注意点をしっかり把握しましょう!
注意点1.持病がある犬に与えない
キャベツの成分が薬と作用して、症状が出ることがあり、特に甲状腺疾患を持つ犬には、キャベツを与えるのは控えましょう。
キャベツなどアブラナ科には「グルコシノレート」という物質が、含まれています。
このグルコシノレートは体内でゴイトリンという物質に変化し、甲状腺でヨウ素の取り込みを阻害し、甲状腺ホルモンの合成を抑制する効果があり、甲状腺をが腫れるので注意が必要です。
注意点2.キャベツの芯の処理
キャベツの芯に含まれる「硝酸」関連の成分は、犬の中毒を引き起こす可能性があるため、芯を与えてはいけません。
また、キャベツの芯は固いので犬が消化するのに負担がかかり、喉に詰まらせる危険性があるので、取り除いてから与えるようにしましょう!
注意点3.主食にしないこと
キャベツは、あくまでおやつやトッピング程度の副菜にとどめておきましょう。
犬にとってキャベツが健康にいいため、沢山食べさせたくなりますが、キャベツをメイン食材にすると栄養に偏りが出てしまうので、注意が必要です。
まとめ
たくさんの栄養素が含まれたキャベツを与えることで、犬が健康を維持できます。
しかし、キャベツを与える前に、犬の状態をよく観察し、キャベツの量を適切に把握し、健康状態を考慮して適切な量を与えるようにしましょう。
健康的な食事を提供するために、注意点を徹底して、キャベツを活用してみましょう!
🐶 犬はキャベツを食べても大丈夫!
犬はキャベツを食べても大丈夫です!キャベツは犬にとって健康的な食べ物で、ビタミンA、C、K、カルシウム、鉄分などの必要な栄養素を含んでいます。しかし、キャベツを犬に与える際は、量を抑えることが重要です。キャベツは犬の胃腸を刺激する可能性があるため、あまり多く与えすぎないようにしましょう。また、キャベツを犬に与える際は、中毒性のある芯を取り除くようにしましょう。
プロフィール
ペットのカットやトリミングを行いトリマーとしてのキャリアを積み、現在は、JPLA公認トリマーおよびJCSA認定マスターライセンスの取得を目指し、トリミング技術を磨いています。なるべく新しいトリミング技術やトレンドを取り入れられるよう善処しています。また、ペットとのコミュニケーションを大切にし、安全かつ快適な環境でのトリミングを心がけています。どうぞよろしくお願いいたします。
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