更新日：2023.10.05

犬もにんじんを食べられる！加熱・小さくして健康を守ろう！

犬は、人間と同じように、様々な食べ物を食べることができます。

犬がにんじんを食べても大丈夫なのか、犬に与えるにんじんの量や栄養素、子犬やシニア犬でも与えても大丈夫なのかなど、犬のためにとっても重要な情報です。

犬が健康であるためにも、犬に与えるにんじんの量や加熱などをしっかりと理解しておきましょう！

犬はにんじんを食べても大丈夫！

犬はにんじんを食べても大丈夫です。

にんじんは、犬の体にとって、低カロリーな上に栄養価が高く、ビタミンA、C、カリウム、鉄分などのミネラルを含んでいます。

しかし、犬に、にんじんを食べさせる際には、注意が必要です。

皮についている土に細菌がいたり、農薬が残っていることがあるため、しっかり洗ってから食べさせるようにしましょう。

また、にんじんを犬に食べさせる際には、肥満や糖尿病などの健康上の問題の観点から、砂糖をかけないようにしましょう。
人間用に味付けされたにんじんは、塩分が高く、腎臓に負担をかけてしまうため、与えてはいけません。

犬に与えてもいいにんじんは1日何本ぐらい？

犬にとって、1日にあげられるにんじんの量は、犬の種類や大きさ、年齢によって異なります。
そこで今回は、犬のサイズ毎に1日にあげていいにんじんの量をご紹介します！

超小型犬は5g～15g

成犬時の体重が4kg未満の超小型犬が1日に摂取できるにんじんの量は、おおよそ5g～15gが目安となっています。
にんじんのサイズは、輪切り一つ分程度が目安です！

小型犬は15g～30g

体重が10kg未満の小型犬は、15g～30gが1日の摂取量目安です！
にんじんは1/4本程度の量となっています。
サイコロ上でも、薄く輪切りでも、小さくしてあればどちらでもあげて大丈夫です！

中型犬は30g～60g

体重が25kg未満の中型犬は、30g～60gが1日の摂取量目安となっています。
柴犬やビーグル、スパニエルなどが中型犬に該当します！
にんじんのサイズで言うと、1/2本程度です！

大型犬は60g～90g

体重が25kg以上の大型犬は、にんじん丸々1本の60g～90gをあげることができます！
大型犬は、ゴールデンレトリバー、コリー、ボルゾイなどですね！
にんじんを丸々一本あげる際は、しっかりと調理してあげるようにしましょう！

にんじんの栄養素は？犬の健康を保って病気を予防しよう！

にんじんは、ビタミンA、C、E、K、B6、鉄、カリウム、マグネシウム、リン、カルシウムなどのミネラルを含んでいます。

にんじんは、免疫力を高め、犬にとって病気を予防するために欠かせない栄養素を提供してくれます。
定期的に、にんじんを与えることで、犬の健康を保ち、病気を予防することができます。

しかし、犬には、にんじんを過剰に与えることもできないため、適量のにんじんを与えることが重要です。

犬ににんじんを与えるときは「加熱」と「小さくする」を忘れずに！

犬に、にんじんを与えるときは、加熱と小さくすることを忘れないようにしましょう。

にんじんは硬いので、犬が噛むことができない可能性があります。
生のままの人参は繊維質で消化に悪く、たくさんの量を生で食べると下痢などを引き起こすことがあります。
そのため、加熱することで、にんじんをやわらかくし、犬が噛めること、消化しやすくすることが重要です。

また、にんじんを小さく切ることも重要です。
犬は、口の中に入れたものをあまり噛まずに丸呑みしてしまおうとするクセがあるので、大きくて、硬いにんじんを飲み込むと、危険です。

小さくすることで、喉に引っかからずに安全に食べることができます。

子犬やシニア犬でもにんじんを与えても大丈夫なの？

子犬やシニア犬でも、にんじんを与えても大丈夫です。

ただし、犬に、にんじんを与える際には、犬の体重や年齢などを考慮して、適切な量を与える必要があります。
また、にんじんを与える際には、犬が食べきれないような大きなものを与えないように、小さく切る必要があります。

犬に、にんじんを与える際には、体調を定期的にチェックし、犬が健康であることを確認して、適切な量を与えることが大切です。

まとめ

犬に、にんじんを与えることで、犬の健康を保ち、病気を予防することができます。

子犬やシニア犬でも、正しい量と加熱を行えば、安全ににんじんを与えることができます。

にんじんを与える際は、正しい量と加熱を忘れずに行い、健康的な食事を提供しましょう！