キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの性格や特徴を解説!
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、かわいらしい顔つきと愛嬌がたまりません。
今回はキャバリアの性格やかかりやすい病気・ケガ、運動や生活環境、食事やしつけ、お手入れについて、紹介します。
ぜひ、この記事を通して、キャバリアをよりよく理解し、健康で幸せなキャバリアとの暮らしを送っていただければと思います。
目次
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルってどんな犬?
キャバリアの性格
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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは穏やかで優しい性格をしていると言われています。
また、物覚えもよく、とてもしつけがスムーズにできるとも言われます。
そのため、初心者から多頭飼育まで、比較的飼いやすい犬種です。
キャバリアの特徴
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キャバリアキングチャールズスパニエルは、ダブルコートの長すぎない滑らかな美しい毛並みを持った犬種です。
しかし、換毛期には比較的抜け毛が多いようで、高頻度なブラッシングが必要です。
また、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの毛色は4種類で、赤褐色と白の、赤褐色と黒と白の三色のトライカラー、黒と赤褐色のブラック・タン、ルビーの毛色があります。
キャバリアの歴史
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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、17世紀のイギリス宮廷で非常に愛された小型犬種です。
特にキング・チャールズ2世はこの犬を非常に愛したことが有名で、犬種名も彼の名前に由来しています。
かつては、現代よりも鼻が短く、顔が平らでしが、19世紀末に、他の小型犬との交配により現在の外見に近づき、20世紀中頃には、犬種としての基準が確立され、現在に至るまで家庭で愛されるペットとして人気が続いています。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの価格は?
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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの価格は25万円程度です。
一般的に、質の高いブリーダーや有名な血統のものは高価になる傾向があります。
しかし、重要なのは、価格ではなく、健康やブリーダーの評判も考慮に入れることです。
健康的な個体を選んで、健康的な飼育を心がけることが、結局は長生きにつながります。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの寿命は?
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キャバリアの寿命は10年前後と言われています。
小型犬としては短い平均寿命になります。
この原因は心臓疾患にかかりやすい犬種であることが原因あるといえます。
定期的に健康診断してもらうことが長生きの秘訣になります。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルがなりやすい病気は?
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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、いくつかの病気にかかりやすい傾向があります。
今回はその中から三つにしぼってご紹介します。
1.心臓疾患(僧帽弁閉鎖不全)
心臓の僧帽弁がしっかりと閉まらなくなってしまう病気です。
キャバリアはこの疾患に特にかかりやすいと言われます。
加齢とともにかかりやすく、息苦しそうだったり、元気がなくなってしまったりしたら、僧帽弁閉鎖不全が疑えます。
2.外耳炎
豊富な毛が生えた垂れ耳を持つキャバリアは外耳炎になりやすい犬種です。
耳の内側が蒸れて、炎症を起こしてしまいます。
シャンプーの際に、耳の中に水が入ってしまわないように気を付けたり、耳を定期的に吹いてあげたりして、清潔に保つことが予防につながります。
3.脊髄空洞症
脊髄の中に脳脊髄液が溜まってしまうことで起こる疾患です。
背中に痛みを感じたり、四肢が麻痺してしまうような症状起こります。
キャバリアは運動が好き!
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キャバリアは運動が大好きな犬種です。
特に、猟犬としての本能を満たすために、散歩や走り回ることが大切です。
また、キャバリアはとても知能が高く、トレーニングや遊びを通して、さまざまな運動を楽しむことができます。
例えば、フリスビーやフライングディスク、投げる遊びなどが挙げられます。
キャバリアの生活環境について
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キャバリアは、日本の気候環境によく適応できる犬種で、見知らぬ人や慣れない環境でも比較的適応しやすいと言われます。
しかし、運動好きなキャバリアには毎日運動ができるような、周辺に自然があるような住環境が好ましいでしょう。
キャバリアは寂しがり屋でもあるため、常に人と一緒にいることが大切です。
キャバリアの餌は?何を食べる?
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キャバリアは、小型犬として人気があります。
その為、食事も小さめの完全栄養食が最適です。
しかし、小型犬なのにも関わらず、キャバリアはとても活発であるため、栄養バランスが良い適量な食事が欠かせません。
キャバリアと新しい幸せな暮らしを!
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは小型の元狩猟犬で、運動の大好きな犬種です。
優雅な外見と温和な性格が特徴で、起源はイギリスで、17世紀の王室と深い関係があり、特にキング・チャールズ2世との繋がりから名前がつきました。
しかし、心臓疾患にかかりやすい犬種なので、定期的な健康診断は欠かせません。
こまめにキャバリアをケアしながら、飼育することができればキャバリアとのより幸せな暮らしが待っているかもしれません!
プロフィール
ペットのカットやトリミングを行いトリマーとしてのキャリアを積み、現在は、JPLA公認トリマーおよびJCSA認定マスターライセンスの取得を目指し、トリミング技術を磨いています。なるべく新しいトリミング技術やトレンドを取り入れられるよう善処しています。また、ペットとのコミュニケーションを大切にし、安全かつ快適な環境でのトリミングを心がけています。どうぞよろしくお願いいたします。
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