更新日：2023.09.16

犬にぶどうは危険！？症状・対処法・良くない点を知ろう

犬は、私たち人間と同じように、様々な食べ物を食べることができます。
しかし、犬を飼う際、犬にとって安全な食べ物と、危険な食べ物があることを知っておく必要があります。
その中でも、犬にとって危険な食べ物の一つとして、ぶどうがあります。
犬がぶどうを食べると、どのような症状が出るのか、そしてその対処方法は何か、そしてぶどうが犬にとって何が良くないのか、などについて詳しくご紹介します。

犬にぶどうを与えるのはダメ！命の危険があります

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犬にぶどうを与えるのは絶対に避けましょう。
犬にとってぶどうは1粒や数粒でもかなりの毒性を示します。
犬の大きさや種類によって、また個体によっても個体差があり、何個も食べれる子もいれば、ひと粒でも食べたら死んでしまうような症状が出る子もいます。
なので、決して犬にはブドウをあげないようにしましょう。

危険なのはぶどうだけじゃない！？

犬に与えてはいけないぶどう以外にも気をつけたほうがいい、ぶどう由来のものもあります。
例えば、ぶどうジュースやぶどうを干したものであるレーズンや、ぶどうを含んだフルーツミックスゼリーのようなもの、さらにはパウンドケーキなんかにごく少量に入っているレーズンも危険です。
さらに、マスカットなんかだと加工されていると色で気付けないため、しっかり成分表を見て愛犬に分てあげるなどの注意が欠かせません。

犬がぶどうを食べたらどうなる？症状は？

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犬がぶどうを食べた場合、症状は様々です。

初期症状として、ぶどうを摂取後、12時間以内に、嘔吐、下痢、食欲不振、おなかの痛みなどの消化器系の症状が現れます。

症状が進行すると、ぶどうを食べてから24〜72時間後に急性腎不全が発生し、体内に毒素や老廃物が蓄積され、最悪の場合、尿毒症に至り、死亡する可能性があります。
実際にブドウを犬に与えて死亡した例は複数あり、今でも研究が進められていますが、ブドウを摂取したことによる犬の腎不全との相関性は確認されています。

犬がぶどうを食べてしまった場合の対処方法は？

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犬がぶどうを食べてしまった場合、すぐに病院へ行ってみてもらうことが賢明です。
症状が出る出ないに関わらず、確実に数時間後には死につながる症状が出るためです。

また、病院で見てもらう際には、愛犬がブドウをどのくらいの量を、いつ、どこで、どのように（どれほど食べたかわからない場合は状況的に説明できるように）をはっきりさせることが適切な治療につながるので重要です。

病院では胃洗浄などの体内のぶどうを取り除く施術で、最悪に事態を防ぐことができるかもしれません。

犬にとってぶどうの何が良くないの？

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残念ながら、ぶどうに含まれる犬に有害な成分は未だ特定されていません。

ぶどうの皮を多く食べると症状が重くなることから皮に多く含まれる物質が原因と考えられていますが、今も研究が進んでいる最中です。

しかし、犬にとって何らかの中毒物質が含まれていることは事実なので最新の注意を払いましょう。

犬が他に食べてはいけないもの

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ネギ類

ネギ類は血液中には赤血球を分解する成分、アリルプロピルジスルフィドが含まれています。
人の場合、アリルプロピルジスルフィドは分解されて、かえって血液がサラサラになることはよく知られていますが、犬はこの成分が分解されないため猛毒になります。
また、加熱してもアリルプロピルジスルフィドは分解されないため、ハンバーグや餃子など、を分けてあげないように注意することも重要です。
さらに、玉ねぎをはじめとしたネギ類全般にもこの成分は含まれるため、注意が必要です。

チョコレート

犬にとって、チョコレートに含まれるカカオはかなりの毒性になります。
最初は嘔吐や下痢、その後急性心不全で死にに至る可能性が高いです。
チョコレートはおやつとしてリビングなどの犬の近くに置きがちであるため、注意して管理する必要があるでしょう。

生野菜

犬は基本的に野菜を消化することができません。
特に生野菜は消化できずに消化不良につながり、他の消化器系の重大な病気につながる可能性があります。
間違っても愛犬に野菜を与えないように気をつけましょう。

まとめ

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犬にぶどうを与える危険性は理解できましたでしょうか。
愛犬の命を守るために飼い主は最大限気をつけることが大切です。
他の与えてはいけない食べ物にも注意して幸せな犬ライフを楽しみましょう！