アイリッシュウルフハウンドの特徴や性格は?寿命や飼い方もご紹介!
アイリッシュウルフハウンドは超大型犬の一種です。
今回はそんなアイリッシュウルフハウンドの特徴や性格、寿命や飼い方のポイントをご紹介します。
目次
アイリッシュウルフハウンドってどんな犬?
1.特徴
ボリュームのある体毛ととっても大きな体が特徴的な超大型犬です。
成長がとても早く、生後半年で体重40kg近くなる子もいるようです。
日本ではまだ珍しい犬種で、飼っている人は少なく、日本で見ることは少ないでしょう。
2.性格
「ジェントル・ジャイアント」とも呼ばれるほどアイリッシュウルフハウンドは肝要で優しい性格を持っています。
また、チャレンジ精神が旺盛で巨体を顧みないやんちゃな行動をすることもあります。
猟犬であったことから、飼い主に従順で気高さも兼ね備えています。
3.歴史
アイリッシュウルフハウンドは、古くからアイルランドで狩猟や戦争で用いられた大型犬種です。
特にオオカミを狩るために育てられたため、その名に「ウルフ」が付いています。
中世では貴族や王室のみが飼うことが許されており、貴重な存在でした。
17世紀以降、オオカミの絶滅とともに数が減少。
19世紀に再びペットとしての人気が出て、保存・改良が行われ、現在ではイギリスで人気の犬種になっています。
アイリッシュウルフハウンドの価格をご紹介!
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アイリッシュウルフハウンドの価格は30万円前後であることが多いようです。
しかし、日本ではまで珍しい犬種であるため、お迎えする際は、専門のブリーダーや里親制度から譲り受けることが一般的なようですね。
アイリッシュウルフハウンドの寿命は?
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アイリッシュウルフハウンドは、超大型犬です。
一般的に犬は大きい犬種ほど寿命が短い傾向があります。
アイリッシュウルフハウンドは超大型のために、10年程度しか生きられないことが多いようです。
また、8年ほどで亡くなってしまう子もいるようです。
アイリッシュウルフハウンドのかかりやすい病気は?
拡張型心筋症
歳をとり、 心臓の機能が弱まる病気です。
大型の体を持つアイリッシュウルフハウンドは歳をとるにつれて、大きな身体中に血液を回せなくなってしまいます。
元気がなくなり始めたら獣医にかかることが肝要です。
胃拡張・胃捻転
大型犬がなりやすい疾患で、胃の重さと運動によって胃がねじれてしまったり、膨らんでしまう病気です。
食後の激しい運動や早食いさせないための工夫が予防につながります。
股関節形成不全
大型犬に発症することが多く、後ろ足のまた関節の緩みにより、以上形成が進んでしまう病気です。
散歩を嫌がったり、階段を歩かなくなったり、不自然な歩き方をしたら診てもらうようにしましょう。
アイリッシュウルフハウンドの飼い方は?
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超大型犬のアイリッシュウルフハウンドを飼う際には何点か気をつける点があります。
1.たっぷりと運動させる
猟犬であったアイリッシュウルフハウンドは体力の有り余る犬種です。
そのため1日1時間以上の散歩時間は毎日確保してあげる必要があります。
2.体毛のケア
とても硬くゴワゴワした蜘網を持つアイリッシュウルフハウンド。
絡まって、毛玉になりやすい毛質です。
そのため、定期的に荒めのブラシでブラッシングしてあげたり、毛を刈ってあげたりすると良いです。
3.広い空間の確保を
アイリッシュウルフハウンドアイリッシュウルフハウンドは超大型犬です。
狭い空間で飼育し続ければ強いストレスにつながります。
そのため、大きな庭や、徒歩圏内に大きな公園やドッグランがあることが飼うための前提条件になってしまいそうです。
アイリッシュウルフハウンドに似た犬種は?
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アイリッシュウルフハウンドに似ている犬種には以下のようなものがあります。
グレートデーン – 大きさと体型が非常に似ていますが、毛が短いです。
スコティッシュ・ディアハウンド – 体型や用途(狩猟犬)が似ていますが、毛色や毛質は異なる場合が多いです。
イングリッシュ・ウルフハウンド – 名前に「ウルフ」が入っており、体型も大きめですが、現在はほぼ絶滅しています。
レオンベルガー – 体型や大きさが似ているが、よりふさふさした毛並みを持っています。
これらの犬種は、用途や体型、性格などでアイリッシュウルフハウンドに似た特徴を持っていますが、それぞれ独自の特徴と歴史を有しています。
まとめ
アイリッシュウルフハウンドは硬い毛質に覆われた超大型犬の一種です。
超大型犬ゆえに、広い空間が必要だったり、寿命がその分短かったりします。
アイリッシュウルフハウンドを飼う際には覚悟を持って大切に育てることが大切ですね。
プロフィール
ペットのカットやトリミングを行いトリマーとしてのキャリアを積み、現在は、JPLA公認トリマーおよびJCSA認定マスターライセンスの取得を目指し、トリミング技術を磨いています。なるべく新しいトリミング技術やトレンドを取り入れられるよう善処しています。また、ペットとのコミュニケーションを大切にし、安全かつ快適な環境でのトリミングを心がけています。どうぞよろしくお願いいたします。
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